2003/11/07 (金) 14:35:32        [mirai]
それは漏れがまだ小学3,4年生のころだったかな。
当時漏れの家の周りは田んぼばかりのド田舎だった。
んで、ある日漏れが友達の家から帰る途中田んぼのあぜ道の十字路の隅のところで
なにかくねくねというより回ってる?回りながら手を振っている案山子みたいな物体があった。
漏れはその案山子みたいな物体を見て一目散に友達の家に帰ったんだ。で、友達を連れて
もう一回その場に行った。まだ回ってる。真っ白なんだ。何の濁りもない真っ白。で漏れが
「なぁ、なんなん俺がお前んち行ったときはなかったぞ。しかも変な動きしてないか?なんかくねくねって。気持ち悪いよなぁ。」
って言ったんだ。そしたら急に止まった。さっきからそよそよ吹いていた風も止まった。
そんなら友達は「ちょ、おい、あいつまだうごいとるぞ。どんな案山子や。」その案山子はまるで
手をゆらゆらと上下させてるように見えた。当時目は良かった俺でもよく見えないところにあったその案山子のようなものも
その動きだけは伺えた。「なぁ、あいつ、気持ち悪い。もぅ、俺帰るわ。」友達は帰っていった。
少しその白い物体は大きくなってるように感じた。だんだん漏れも怖くなって走って家に帰った。
そのあと夕食を食べてる途中、おばあちゃんがこう言いだした。
「あ、そうそう。今日もあんと(よく覚えてない)がでたってよぉ。なぁ、T(漏れの名前)あんとには気を付けるんだよ。
頭に来るからねぇ。」って。
今思い出したらホントにくねくねだったのかも。