4-13-01 中日 7－0　阪神  １回戦
阪　神： ●星野伸－吉野－西川 
中　日： ●山本昌 
星野組長は「優勝するには勝てる阪神戦は落としてはいけない」と言うことで、
４月中旬にして早くも野村監督のお株を奪う死球作戦開始！
当たりが戻ってきて「バース」→「ウィン」→「パリッシュ」とだんだん評価が上がっていくクルーズに対し、
中村お得意の「外角中心リード」で５球連続で外に球を投げ込ませ「ははぁ～ん、またもオレに対して逃げリードだな？次も外だろ？」
とクルーズに思わせた直後、６球目に内角シュートを山本に要求！
外に来ると思っていたクルーズは思い切り踏み込んでいたこともあり、 
ボールを左前腕部に命中させ２回の攻撃終了後に交代、
見事阪神打線の破壊力をいっそう低下させることに成功した。

残るは比較的調子はいいけどクルーズがいないとその効果が発揮できないペレスとクズばかりの阪神打線なので、
中日バッテリーは今岡を毎度の如く外に逃げるスライダーで軽く料理したり、
上位打線、下位打線とわずに「他チームの選手なら必ずヒットに出来るであろう初球外角高めのハーフスピードのストレート」
で２者連続で攻めたりと思い切りナメまくって、阪神打線にサードも踏ませなかった。
そして中日打線は１点リードの５回、無死から阪神星野から井端が三塁打で出塁の後、
関川が「打てないときは今岡を狙おう」ということでセカンド今岡の守備範囲に鋭い打球を放ち、
見事グラブで打球をはじかせることに成功し井端が帰って追加点をあげれば、
無死一、二塁からゲッツー確実と思われていた４番山崎に送りバントをさせ
チャンスを潰させずに後続に繋げさせるという手堅い攻めから満塁とすると、
「ゴメス再獲得」の報で尻に火がついたティモンズが23打席ぶりのヒット、
しかも３点タイムリーで、この回一挙４得点。
そして８回にも今岡の内野ゴロを逆シングルではじくというエラー(記録はヒット)から２得点と追加点をあげ、中日が完勝した。