<石原知事発言>「日韓併合は総意」は誤り 朝鮮史研究会 東京都の石原慎太郎知事が、1910年の日韓併合を朝鮮半島の人々の 「総意だった」などと発言した問題で、朝鮮史と日朝関係史の研究者らで つくる学会「朝鮮史研究会」(北村秀人会長)は16日、知事発言が「多くの 部分で歴史事実に誤りがある」として、批判声明を発表した。 石原知事が10月31日の会見で「あのころは国際連盟もありましたが、 誰も日本を誹謗(ひぼう)する者はなかった」と述べた点について、国際 連盟は20年に成立していることから、同会は「国際連盟があったという のは論外」と指摘した。 「世界中の国が合意した中で合併が行われた」という28日の講演での 発言については、「帝国主義列強が利権を相互に承認し合うという狭小な 意味で、併合を正当化することは出来ない」と断じた。 さらに、併合前の韓国について「日韓協約によって外交権を日本に奪われ、 国会に準ずる合議機関は存在していなかった」と指摘している。