2003/11/23 (日) 04:38:36 ◆ ▼ ◇ [mirai]し、詩織…。
ごめんなさい。こんな所に呼び出したりして、
今日、あなたにどうしても 言いたいことがあって…。
言いたいことって、何?
私ね、今まで男の子と 付き合ったことがないの…。
でも、興味がなかった訳じゃないのよ。
私だって、男の子と付き合ってみたかったし、ラブレターだって 何通も貰ったこともあるわ。
でも、どうしても 付き合う気になれなかったの。
ど、どうして?
あなたが…、あなたがそばにいてくれたから…。
今まで、あなたの事を、ただの幼馴染みだと思ってた…。
ううん、きっとあなたに 私の本心を悟られるのが怖くて、
そう思い込んでいたのかもしれない。
でも、卒業する今…、 離れ離れになるかもしれない 今になってやっと、
この気持ちに気付いたの…。
恥ずかしくて、逃げたい気分だけど もう、ただの幼馴染みじゃ嫌…。
一人の女の子として、私だけを見つめてほしいから、勇気を出して言います。
好きです…。世界中の誰よりもあなたが、好きです…。
実を言うと…。俺も詩織の事が…。
あ、あれ…? 嬉しいはずなのに涙が出てきちゃった。
本当に本当に、信じていいのね。
もちろんだよ。好きだよ、詩織。
嬉しい…。いつまでも私の事を、離さないでね…。