2003/11/23 (日) 04:42:17 ◆ ▼ ◇ [mirai]『か、片桐さん…。
「あ、ソ、ソーリー。待った?
ごめんなさい。
こんな所に呼び出したりして。
『別に、いいよ。
何の用?
「あの、
一つ聞きたいんだけど…。
大雑把な性格の女の子は、嫌い?
『いや、好きだけど…。
それだけ?
「ウェイト、ちょっと待って。
本当の用は、これからなの。
どうしても、
あなたに言いたいことがあって…。
私ってね、
誰とでもすぐ仲良く話をするから、
そうは見えなかったかも
しれないんだけど…。
あなたと話をしているときが、
一番リラックスしていられたの。
今になって、
それに、やっと気が付いて、
このまま卒業して、あなたに会えなく
なるかもしれないと思ったら、
途端に悲しくなってきて、
私、どうしたらいいのか、
わからなくなって…。 <クスン…>
私ね、いい加減な性格だけど、
この事だけは真剣に考えたの。
それで決心したの。
女の子から言うのは、
すごく、恥ずかしいんだけど。
私の、本当の気持ちを、聞いて欲しい…。
聞いてくれるだけでいいの。
『………。
「アイミスユー。
あなたがいないと、寂しくて…。
だから、だから私と…。
『さっき、好きだって
言ったでしょう。
「えっ?
アンビリーバブル。信じられない…。 <ア、ア、ア、アンビリーバブル。信じられない…>
『それって実は、
片桐さんの事なんだ。
「‥‥‥‥。 <Oh my godness I can't believe it!>(*)
本当に…?
『こんな時に
冗談なんて言えないよ。
「アンビリーバブル。信じられない…。 <ア、ア、ア、アンビリーバブル。信じられない…>
生まれてから、今日が一番幸せよ。
アイネバーフォゲット。
私、一生忘れない。
フイタ