2003/12/05 (金) 13:10:20 ◆ ▼ ◇ [mirai]昨夜は友達と二人でウチの地元で有名な幽霊スポットに行って来た
野垂れ死にした乞食の幽霊が出るという廃屋だ
中々いい雰囲気の廃屋で、これなら出るなと期待したのだが
残念ながら今回の探索では幽霊と遭遇する事はなかった
「あそこはやばい」「本当に出る」「見た奴が何人もいる」
幽霊マニアである漏れはこれらお墨付きの言葉を聞いた上で
本当にワクワクしながら廃屋へ向かったのだけれど、幽霊は出てこなかった
大体、幽霊スポットで本当に幽霊を見たことなんか一度もありゃしねぇよ畜生またガセネタか
と、いつもなら怒って帰る漏れだが、今回は違う
その廃屋に幽霊がいるという前提で「何故出てこないのか」と考えてみた
幽霊の気持ちになって考えてみたんだ
どういう状況なら「あ、出てもいいかなあ」と思うだろうか
例えば芸人が場を爆笑の渦に巻き込んでいるような時には出たくない
出たところで「何コイシ(;´Д`)空気読めよ糞が」などと言われる事は明白だ
芸人さんやお笑い担当のヤシがいる時には幽霊だって尻込みして出てこないだろう
そういう雰囲気ではないから出てこないのだ。化け甲斐が無いから出てこないのだ。
メリケンのホラー映画のように、嵐の夜に停電して地下室に行くとバケモノがみたいな雰囲気が一番好ましい
雰囲気作りって大事なんだよなやっぱり
明るい雰囲気だとダメだ
こっちとしても、わざわざ幽霊に出ていただいて怖がらせていただくわけだから
そういう下準備ぐらいするべきだと思うんだ
幽霊に失礼だしな
それが死者に対する優しさってものなんじゃないかな
というわけで次回は一人で夜中に行って来るよ