1918年のある朝、オーストラリアはニューサウスウェールズの沖合で数人 の漁師が水面下に巨大な魚の姿を見つけ、慌てふためいて港に引き返して きた。そして数日の間彼らは海に出ることを拒んだという。彼らが見た魚と 言うのは35mかそれ以上もあるサメであり、それが泳ぐとき、海面が広範囲 にわたって沸きあがったというのだ。彼らは長年漁で暮らしてきており、サ メもクジラもよく知っており間違えるはずもなかった。