友達はいないから ノートに猫の絵をかく 友達はいないから 痩せた子猫の絵をかく 同じ会話に夢中で 同じ調子で笑って くだらない君たちの中で ボクは貝のように黙った あの人は暗いから 話かけるの止めとこう あいつはあぶないから 話しかけるの止めとこう 蜘蛛の糸が降りてきたら ボクは誰よりも早く昇ろう ボクの姿消えたとき みんな初めてボクに気付くのさ 蜘蛛の糸を昇って いつの日にか 見おろしてやる 蜘蛛の糸を昇って いつの日にか 燃やしてやる