井ノ上少年はこのときすでに、遠く離れた国で起きている問題としてではなく、自分た ちが解決に関与していかなければならない問題として飢餓をとらえていました。 食糧不足に苦しむアフリカの人々を助けるために何ができるか-。井ノ上少年は日本の 休耕田をアフリカの人々のために生かせないものかと考えました。