2001/04/24 (火) 19:13:28 ◆ ▼ ◇ [mirai]キャラクター紹介
小菅 奈穂(こすげ なお)
美人で成績もよく、交友範囲も広い、典型的な優等生。性格も優しく明るくまじめ、自分
から進んで色々な仕事を引き受ける。学生会副会長。
交友関係がものすごく広く、面倒見もいい。古い関係も大切にする。年賀状は欠かさな
い。
欠点がないと思えるくらいに優良な生徒で、彼女を嫌っている人間などいないのだが、
それでも彼女自身は自分の事をまだまだ不完全な人間だと思い、もっといい人間にな
りたいと考えている。自分の事を鼻にかける事が全くなく、そのためにますます多くの
人から好かれる結果につながっている。
主人公とは、進学する前の学校で同じクラスになった事がある。ただしその後、クラス
が離ればなれになり、それ以来疎遠になっていた。学校が変わってから、再びクラスが
同じになる。そして、始業式の日に、いきなり主人公に声をかけてきて、縁が復活し
た。
ズボラな性格の主人公に、よくお説教をするけれども、仲はとてもいい。
角田 公子(かくた きみこ)
主人公との初めての出会いは、教師から追いかけられていて、逃げるためにいきなり
学園の2階から飛び降りたという衝撃的なものである。
相当のひねくれ者。命令された事は絶対に聞かず、右向けと言われたら左を向くような
性格。
そのために、いつも何か大騒ぎを起こしているけれども、本人は全く直す気がない。ほ
とんど確信犯的なトラブルメーカーである。
学園もまじめに出るつもりはなく、「朝と帰りの時のホームルームの時間は、出席日数
にカウントされないから」という理由で、大抵はサボって遅刻・早退を繰り返す。勉強も
全然やらないために、いつも赤点スレスレで、追試も受けた。ただし、出席点は彼女に
とって進級するための助けに必要なので、授業はサボらない。授業に出席しても、全然
話を聞いていないが、本人はソレとコレとは別と考えている。
優しいところもあり、自分より弱い立場の人を守ろうとする強さも持っている。正義感が
強く、自分が正しいと信じた事は、徹底的に貫く一途なところがある。ただしその進む
道は、世間の一般的な常識を全く無視しているために、それが原因でトラブルを起こす
事も多い。
人の言葉の裏をすぐに確認したがり、相手を信用する事はなかなかないが、自分から
気に入った人は、決して裏切らない。信用できる人間が少なく、交友範囲も狭いため、
寂しがりで甘える事が、時々ある。一度甘えだすと、駄々をこねる時もあり、そういう時
の振る舞いはハイティーンには全く見えず、いいところ小学生という感じである(ただし
比較的背が高い事もあり、外見は年齢相応である)。
要領良く生きるが信条で、いつもまじめで教師の言う事をよく聞く小菅奈穂の事を「要
領が悪い」と言う。そんな事ばかり言っているから奈穂から説教される事になるのだ
が、本人は聞く耳を持っていない。それでも、公子も悪い人間ではないため、奈穂との
仲はいい。
要するに彼女は、自分なりに生きていくために、世間の束縛は邪魔だと考えているの
である。そして世間の常識を除外した視点で、一番正しい道を進もうとするためにトラブ
ルを起こすのだが、本人なりの正義感というのはきちんと持っていて、悪い人間ではな
い。
望月 あやめ(もちづき あやめ)
内気でおとなしい性格で、あまり人と話をしない。ただし、本の話は好きで、その話が
持ち出されるととたんに口数が多くなる。読書好きで、最低1日1冊本を読む。読書範
囲も広く、最近の新刊から古典まで、一通りの本に手を出している。休日には図書館に
出かける事も多く、市立図書館だけでは飽きたらずに県立図書館まで足を伸ばす事も
ある。
文芸部で小説を書いていて、その話をするのが好き。ただし、あまり多くの人に話を見
せるのは恥ずかしがり、自分のまわりの友達にしか、小説を見せない。
交友範囲は非常に狭く、話をする相手と言えば、小菅奈穂か、角田公子か、主人公く
らいである。しかも1対1で話をする時は、まだ会話が成立するが、3人以上で集まって
話をするとなると、ほとんど口を開かず、まわりの人が話している事を、ただ聞いている
だけになる。
劣等感が強く、自分にできる事は数少ないと考えている。自分の小説に対しても、技術
的にはほとんど評価しておらず、ただ好きで書いているだけである。ただし客観的に見
れば、素人の書く小説としての技術は高い。本人が不当に低く評価しているだけであ
る。
国語の知識には精通していて、語彙も非常に豊富であり、古文も漢文も原文で一通り
読みこなしてしまうほどであるが、本人はまだまだ知らない事だらけで、大したもので
はないと考えている。