2003/12/28 (日) 03:59:50        [mirai]
「っ...くううぅ...」
きつく瞼を閉じ、必死に尿意と戦う詩織。
太ももをこすりあわせて、気を紛らわせる。
それでも足りずにつま先立ちになって、下腹部に力をこめる。
つま先で立つ脚が、カタカタと震えはじめる。
「うううううう...」
苦しそうにうめく詩織。
額にはどっと脂汗がわき、両手を胸のあたりで組むようにしてきゅっと自分を抱きしめる。
昨日の夜とは比較にならないほどの強烈な尿意が、突き上げるように詩織を責めたてる。
それは、ほんの少しでも気を抜いたら漏れ出しそうなほどであった。