>  2001/04/26 (木) 21:59:36        [mirai]
> 茜「…雨、止んだみたいですね」
> 真っ青な空から差し込む眩しい光に、嬉しそうに瞳を細める。
> さっきの通り雨が嘘のように澄み渡った空。
> 浩平「虹の一つも見えればいいのにな…」
> 飛行機雲さえない青空を見上げる。
> 茜「それは、贅沢です」
> そういって彼女が微笑む。
> 茜「雨が止んでくれただけでも嬉しいです」
> 浩平「…そうだなぁ」
> 茜「せっかくのお休みですから」
> 限りある日常。
> だからこそ、その移り変わりは早くて…。
> 退屈な生活は、その時々によって様々な姿を見せる…。
> 限りあるからこそ見えるもの…。
> 限りあるからこそ気づくもの…。
> そんな日常に囲まれて…。
> 過ぎ去っていく時間の中で…。
> ただ精一杯…。
> その時々の幸せを感じながら…。
> 茜「…確か、誕生日にお返し貰えるんですよね」
> 一緒に歩みたい人と…。
> 浩平「なにっ、まだ覚えてたのか…」
> 茜「はい」
> 浩平「そう言えばいつなんだ、茜の誕生日?」
> 茜「今日です」
> 浩平「なにっ、マジか」
> 茜「はい」
> 浩平「嘘ついてないか?」
> 茜「ついてないです」
> 浩平「本当か?」
> 茜「本当です」
> 浩平「本当に本当か?」
> 茜「本当に本当です」
> 浩平「うわ~、なんも用意してないぞ」
> 茜「大丈夫です」
> 茜「これから二人で買いに行くんですから」
> 茜「欲しい物も決まってます」
> 浩平「ま、まさか『あれ』か…?」
> 茜「あれです」
> 浩平「あれだけは勘弁してくれ~」
> 見上げれば、どこまでも澄み渡った青空。
> 本当に、さっきまでの大雨が嘘のように…。
> 二人でこの小径を歩いて行く。
> 浩平「なあ、茜。折角だから手でも繋いでみようかと思うんだが…」
> 茜「…嫌です」
> どこまでも、一緒に…。
> 茜「恥ずかしいから、嫌です」
> 本当に好きな人と一緒に。

『あれ』ってなによ

参考:2001/04/26(木)21時57分54秒