2000/11/15 (水) 16:08:24        [mirai]
特徴のホクロ隠し幻惑 喫煙の癖などで“馬脚” 
 
 
  日本赤軍最高幹部の重信房子容疑者(55)が大阪に潜伏中、最大の特徴とされた唇
の右上のホクロを化粧で隠していたことが十三日、警察当局の調べでわかった。このため
内偵段階で身元特定が難航したが、一メートル五五の身長やたばこの吸い方などから重信
容疑者の可能性が浮上、最終的には指紋の一致で八日の逮捕監禁容疑での逮捕に至った。
マンションで押収された二通のニセの旅券の写真にもホクロがなく、警察当局は国内に滞
在する際には意識的にホクロを隠していたとみている。
 警察当局が入手している重信容疑者の顔写真は十年前の四十五歳当時のものが最も新し
く、この写真ではホクロがあった。大阪府警は十月中旬、日本赤軍の関係先としてマーク
していた大阪市西成区のマンションに出入りする不審な中年女性に気付いたが、撮影した
写真にはホクロがなかった。その後、この写真を警察庁に送り分析したところ、「顔の輪
郭が重信容疑者と似ている」との結論を得た。

 このため、尾行を徹底するなど捜査を強化。身長がほぼ同じで、この女性と接触した支
援者がペコペコ頭を下げるなど気をつかっている様子がうかがえたほか〈1〉たばこの煙
を肺まで吸い込まず、上に向けて強く吐き出す〈2〉ズボンしかはかない――など、くせ
や好みが重信容疑者のものと似ていることが判明。最終的には潜伏先の西成区のマンショ
ン周辺で採取した指紋が一致、大阪府高槻市のホテル前での逮捕につながった。 

(2000年11月14日)