ガモフによると、1904年の日露戦争の際に、 ロシア正教会は全教会をあげて日本に天罰を下すように 神に祈りをささげた。が、結局、戦争は敗れてしまった。 しかし、日本はやがて関東大震災に襲われた。 彼らは神による天罰が下ったと思った。 この20年というタイムラグから、カピッツァは 「神はわれわれから9光年以内にいる」と結論を下したという。