『プロジェクト・ホライズン』と呼ばれたこの計画では、サターン1ロケット 61機とサターン2ロケット88機を打ち上げ、200トン余りの積み荷を約1年かけ て月面へと運ぶことになっていた。基地は1966年後半の完成予定で、12名の兵 士が駐留し、ソビエト連邦(当時)の宇宙飛行士を撃退すべく備えることになっ ていた。この計画は結局、あまりにも突飛だということで実現しなかった。