19日付の英紙デーリー・ミラーによると、車いすの世界的な宇宙物理学者、英ケンブリッジ大学のスティーブン・ホーキング博士(62)が最近、体に傷が絶えず、警察は暴行の疑いもあるとして調べている。 同紙によると、博士は四年ほど前にも同様の不審な傷を負ったことがある。 博士の3人の子どもが対策を取りたくても、博士自身が暴行を認めようとしないという。 昨年夏には炎天下、自宅の庭に長時間置き去りにされ、熱中症にかかったという。 同紙によると、警察は博士の妻(53)からも事情を聴く方針。 博士は難病の筋委縮性側索硬化症(ALS)が進行して声を出せなくなっており、車いすに備え付けの人工音声合成装置を使って会話している。(共同) http://www.sanspo.com/sokuho/0119sokuho038.html