2004/02/01 (日) 13:42:45        [mirai]
「あなたまで―――」
 怒りの矛先が変わった。般若のような祥子さまのお顔。
「ごめんなさい、お姉さま。相談しようかとも思ったんですが、お姉さまが」
「私が、何」
「何て言うか、男女の、その恋愛のようなお話はご不快そうだったので」
 キリキリ・・・・・・ビリッ。
「ご不快? ご不快ですって?」
 祥子さまはとうとう破けてしまった白いハンカチを、テーブルの上に思い切り投げ捨てた。
「後からこういう形で耳に入った方が、何百倍もご不快だってなぜわからないのっ!」
「ひゃあ」

(((;´Д`))))KOEEEEEEEEEEEEEEEEEE