県西部児童相談所に寄せられる外国人のの親からの相談も00年は15件だっ たが、03年は9月までに19件と増えつつある。同相談所の林勇次郎専門監 は「ブラジルでは、中学生の年齢になれば働いている子もいる。『なぜ学校に 行かなければならないのか』と話すブラジル人の親もおり、教育に関する認識 の違いを感じる時がある。学校に行かないことで、善悪を学ぶ機会を得られな い子どもが出てくることも問題だ」と話している。(毎日新聞)