10代の少女達に根強い人気を持っているという コバルトの少女小説を読んでみました。 この作品では女子高生が「白薔薇様」「黄薔薇様」などと 「ホーリーネーム」で呼び合います。 オウム真理教の事件を思い出させます。私の考えすぎでしょうか? 主人公の名前が福沢諭吉に似ているのも気になります。 「脱亜入欧」を唱え近隣諸国に絶大な迷惑を与えた大東亜戦争の 基礎を作った人と言っても過言ではないのではないでしょうか? そのような思想で現代の少女達を洗脳しようとしているなどとは 申しませんが、少数のエリート集団「山百合会」が生徒会の運営を 仕切っているこの学校の体制にも、なにやらヒットラー独裁下のドイツを 連想させられるのは私だけでしょうか? 近隣諸国との悲しい過去を考え、子供達が健やかに育つことを 願ってやみません。