「う~~お姉さまお姉さま」 今お姉さまを捜してスカートのプリーツは乱さないように、 白いセーラーカラーは翻らせないように急いで歩いている私は リリアン女学園に通うごく一般的な女子生徒 強いて違うところをあげるとすれば紅薔薇のつぼみの妹ってことかナー 名前は福沢祐巳 そんなわけで山百合会の集う薔薇の館にやって来たのだ ふと見るとベンチに一人の日本人離れした顔の生徒が座っていた ウホッ!いい薔薇さま… 【ハッ】 そう思っていると突然その生徒は私の見ている目の前で ブラのホックをはずしはじめたのだ…! 【パチン】 「やらないか」