ソ連軍がベルリンに突入して制圧した際、スターリンは兵士に対し「ベルリン はおまえたちのものだ」といい、3日間の“祭り”を許可した。ベルリンのド イツ女性のほとんどがソ連兵によってレイプされ、連合軍に届けられたもので も10万件を越えた。また暴行による自殺者は6000人を数えた。 レイプの規模は、1945~48年の間、毎年200万のドイツ女性が非合法 に妊娠中絶した事実から暗示される。ドイツ全体で少なくとも200万のドイ ツ女性がソ連兵にレイプされた。ソ連軍の強姦率は80%だった。ソ連当局が 病気のまん延を心配し、敵との親交に対し、東ドイツにいるソ連軍兵士に重罰 を課すようになったのは、1946年から47年の冬になってからのことで あったという。