祐巳「志摩子さん、いよいよ薔薇の館に入るわけだけど その…ちょっと心配なの いえ、祥子さまのことはもちろんだけど 私、実は薔薇の館は初めてなの 山百合会の方々はお嬢様とかお姫様ばかりいて 紅茶ばかり飲んでいて そそうでもしようものならすぐにでもつまみ出されそうな イメージがある」 蔦子「私、緊張で胃に穴があかないか心配だわ」 志摩子「ふふふ、それはゆがんだ情報です 心配ないです、みんな…やさしくて寛容ないい人です 私が保証しますよ」