まだぷっくりとした感じを持たず、どちらかといえば少女と呼んで差し支え ないその生殖器は、既に異物を受け入れる為の身体的器官を備えつつ有るとは いえ、そもそもなぎさ自身が性的な感心を持っていない以上全く穢れなく、 吹き込んでくる空気の感触にふるふると柔肌を振るわせていた。その幼い体を 汚す粘液が流れ落ちる先には小さな、やや周囲よりはくすんだ色合いながら 肌色に近い肛門が冷たい異物感にひくひくと震えている。Mの字に持ち上げら れてしまっている以上、排泄の為のもっとも恥ずかしい器官を化け物の眼前に 晒さなければならないという屈辱に、なぎさは既に枯れきった涙腺に痛みが 走るのを感じていた。