2004/03/17 (水) 19:05:16        [mirai]
一人暮しのとき、うちにたまたま寄った母親がご飯を炊いておいてくれた。
なんか炊き上がりの臭いがいつもと違う気がした。
母の置いていった漬物と一緒にお茶漬けにして食べたけど、
噛む感触がいつもよりふにゃふにゃとコシがなかった。
でも久々のご飯だったので、たらふく食べきった。
翌日もご飯をたこうと、米びつを開けたら、
容器のふた裏に米がたくさんついている。
おかしいなと思い良く見たら、
それは、米と同じ大きさの白いうじみたいな虫だった。
米を掻きまわしたら、米はほとんどかすかす、
くもの糸見たいのでつながって粒を崩しており、粒になっているのは
その虫と米に植え付いたさなぎ。
全体の半分はその虫たちに占められていた。 
確かにそれがいつの米かは覚えはなかったし、
母親は強度の近眼で更に老眼も入ってきている人だった。
昨日の満腹を思い起こし涙が止まらなかった。