> > 先生は主人公のセリフを書くだけでな > 「わたしは熱海の女よ」 > (*'-')これ使って何か書いておいてね わざわざこんな所まで来て、彼が一体何をし たかったのか彼女には理解できなかった。も し彼が、彼女の存在に気付いていたなら、彼 はすぐに引き返したに違いない。 熱く煮えたぎる情熱を胸に秘め、ゆっくりと 海に向かって彼は歩みだした。彼の少し後ろ の岩場に隠れ、気付かれないようひっそり彼 女は後をつけた。彼女は、島津由乃(しまづ よしの)。リリアン女学園の1年生である。 参考:2004/03/18(木)04時12分16秒