2004/03/22 (月) 14:11:15 ◆ ▼ ◇ [mirai]北海道深川市の高校去年、卒業して地元の警備会社に入ったのだけど・・
今日は朝6時集合で1時間半かけて深川市から沼田町の除雪ダンプ排雪現場のルート警備というか誘導。
会社でマーカーでダンプのルートが書かれた地図をもらいそれ見て現場を探す。
地図は社長の息子が汚い字で書いたらしく意味不明。農家の人に道を聞きようやく到着。
プレハブの現場事務所に行くとあからさまにドキュい金髪ロンゲの作業員から明らかに見下されながら、
30分に1、2台来るか来ないかのダンプと除雪車、北海道開発局の道路パトの誘導。
来るか来ないかよく分からないので、昼の休憩は30分しかないとのこと。
休みはそれだけ。トイレ休憩なんてのはもちろんトイレ自体が存在しない。
小便のために少しのあいだ現場から離れて雑木林の隅行ったところに運悪く
道路パトカーが通ったらしく警備員が立っていないことを会社に通報され俺の携帯に電話がくる。
「すいません。小便してて・・」
「しっかりやれって言ってるべや。わかったか?」
「・・はい」
そんなこんなで10時休み。作業員はウマそうにドリンク休憩するんだが
俺は混ぜてもらえない。「お前ら全然仕事してないんだから(休まなくても)いいじゃん」とのこと。
まあたしかに屋根壁も無いマイナス15度近い気温と吹雪の中で
足下も凍ってて車もダンプしか通らない道にただ突っ立ってるだけですが。
そういう状況で夜7時半まで残業。残業ついたのが合方のおっさん
(元郵政監察官とか。民営化で警察に編入されたのだがオヤジは警察の編入試験不合格でクビ)は
嬉しかったらしくやたらにやついていたのが印象的であった。
事務所ついたのは20時過ぎ。10時間以上拘束の実動っつーか冷凍拷問10時間で貰えるのは
基本給6800円プラスガス代のみ。そこから30分かけて家まで帰った俺は次の日もまた朝6時に事務所集合。
北海道の山奥でこんなアホなことしてるうちに俺の青春がどんどん擦りへってく・・。
東京の若者たちと同じ国に住んでるとはとても思えん。もう体が・・・。
警備辞めたくても月給12、3万で金がたまらんので抜け出せん・・。札幌や東京に行く金もない・・