アメリカ等では日本と違い軍や軍人は尊敬の目で見られ、給料も高い。 曹長クラスの下士官でも、長く居れば佐官クラスの給料をもらう事も可能。 これがいわゆる生え抜きの鬼軍曹と呼ばれるような人たち。 そしてその人たちが兵士の教育係となり、兵士を育てていく。 日本の場合、自衛隊の給料は公務員に準じている。 日本に「軍隊」は存在しないという建前からそうなっている。 当然給料は階級に準じ、階級が上がらないことには給料も上がらない。 つまり給料を上げようと思うと階級を上げなければならない。 それが現場に生え抜きのベテラン(前出の鬼軍曹のような人材)が居なくなる原因。 これは自衛隊が軍隊ではないことから来る構造的欠陥。