遅レスヽ(´ー`)ノだぁぃ! 2004/03/30 (火) 13:36:48        [mirai]
哲学がなんの役に立つかというと、人はどうしても自分の考え方自体に疑問を持ってしまうことが在るため。
例えば、自分のは別の思想や考え方の社会などで、自分の絶対性を保持できるとすれば
よっぽどの鈍感か電波ぐらいのものだから。
そういうときに、哲学について慣れておけば、一部のweb日記の連中みたいに恥ずかしい思いをしないですむよ。

哲学の通俗的なイメージとして出てくる、デカルトの「われ思う、故にわれ在り」というのも、
これ以上、疑うと狂うしかないから、ここから考え始めよう、という理屈なんだけど、
哲学の理論よりも哲学者のイメージが先行して広まってしまうせいで、
「自己を疑ったり、何かに付け疑問を提示するのが哲学」みたいな
馬鹿馬鹿しい哲学論が展開されてしまう。
しかし、これはデマで実際に哲学書と言われるものの中に、
疑問符をだだ漏れにしたようなものはないので、この手の馬鹿には騙されないように。

で、学問としての「哲学」では、そうした疑問と考え方について学ぶわけで、
これを、一種の歴史を学ぶものだと思えば、その重要性も理解しやすいよ。
歴史なんかどーでもいいよ(゚Д゚)と、言われればそれまでだけど。