>  2004/04/11 (日) 15:47:37        [mirai]
> > 大元は英仏だと思うんだがフランスの無責任すぎる態度を貴殿は容認するんだね
> サダムとシラクが深い相互理解に達したのは、1975年にミラージュF1戦闘機の売買をめぐって
> 長い交渉を行っていたときのことである。ミラージュF1戦闘機は1973年の第四次中東戦争で、
> イスラエル軍がアラブ軍を撃破するのに用いた戦闘機の改良版だった。(略)シラクの一行は
> ちょっと寄り道をしてマルセイユの北数キロにあるカダラッシュ原子力研究センターへサダムを
> 案内した。ラプソディーと命名されたフランス初の実験用高速増殖炉を、原子力エネルギー委員会
> (CEA)が設置したばかりだった。(略)世界第二の石油埋蔵量を誇るにもかかわらず、イラクは
> 国内に原子力発電事業を確立したいというのだった。フランスの役人たちは基本的にサダムの
> 説明を受け入れた。そして研究用原子炉オシリスとその縮小型イシスの売却を申し出た。
> どちらも少量ながら核爆弾に使える品質のプルトニウムを作ることができるものである。(略)
> サダムは誇らしげに宣言した――「フランスとの合意によってアラブ製の原爆製造へ向けて
> 初めて確固たる第一歩が記されたのだ」と。
> フランスから入手した原子炉を、イラクでははじめオシラクと呼んでいた。(略)サダムとの
> 商談による大盤振る舞いに感激したフランスのビジネス界は、シラク首相を「イラク氏」と
> 名づけたほどだ。(コン・コクリン『サダム』幻冬舎)

おいおいレーガンは放置かよ

参考:2004/04/11(日)15時44分05秒