ひかりの小さなおしりから放たれる排泄物は、いつものように未消化物の小片が混じった流 動体。黒の混じった茶色の汚物が、便器の水を一瞬にしてその色に染め上げる。 肛門で抵抗を受けない液体と、わずかに引っかかる未消化物が微妙な時間差を生み、そこ に混じった腸内ガスが猛烈な破裂音を奏でる。 「はぁ……うぅぅぅっ!!」 ブリュブチュチュチュビシャァァァァァァァァーーッ!! ブジュルビリュブピュルルルルルルルルルルルルルルル ッ!!! そして、そんな破裂音の余裕すら与えない、滝のような奔流が二度、三度……まだ繰り返 す。 すでに底が見えないどころか、水面の外、便器の側面、果ては便座の裏にまで茶色の水 滴は飛び散っていた。ぴったりと閉じた両足のために外からは見えないが、便器の中はそれ はもう惨澹たる有様である。