ことみ「なんでやねん」 ことみ「キミとはやってられんわ」 ことみ「ほなさいなら」 朋也「………」 朋也「さよなら、ことみ」 椅子から立ち上がり、すたすたと戸口へ向かう。 ことみ「あっあっ…」 裸足をぺたぺたと鳴らし、あわてて追いかけてくる。 俺の制服の裾を、ぎゅっと掴んで止める。 ことみ「行っちゃダメ…」 本当に、小さな子供みたいだった。 ・・・ことみは俺の物な