高校生の頃、文化祭の買出しに出かけたとき、 カツアゲに遭遇した。相手はいかにもな不良二人組み でこちらはクラスから預かっている金を鞄に入れている。 周囲は高速道路の建設予定地で人通りもなく逃げ道もない。 とっさに漏れは「俺って柔道やってるんだよ柔道」と 「へーじゃあ、見せて見ろよ」と不良が言うので漏れは 不良少年風と組み合った。 その後、「じゃあな」となんの問題もなく、 さわやかに不良少年風の子たちは漏れを解放した。 終始、漏れはクラスから預かった金が心配で 気が気でなかった。 カツアゲというとこんな思い出があるがいまになっては むにゃむにゃしてなんだかよくわからない。