2004/05/03 (月) 19:18:52        [mirai]
> > 歩き続けて…
> > 俺たちは、歩き続けて…
> > でも、駅は遠くて…
> > 汐の手を握る力が、ふっと弱まる。
> > 俺は慌てて、その体を抱き留めた…。
> > 汐はそのまま俺の腕に体を預けた。
> > 【朋也】「汐っ…!」
> > 【汐】「………」
> > 汐は目を閉じて…苦しそうに白い息を吐き続けていた。
> > 【朋也】「汐…」
> > 【朋也】「………」
> > もう俺は歩くことができなかった。
> > ただ、汐の熱く火照った体を抱いて、小さくうずくまっているだけだった。
> > もう、俺たちはどこにも行けない。
> > もう、失われるかもしれない命を…
> > 降る雪から守るように抱いて…
> > ただ、道の真ん中で、うずくまっているだけ…。
> > 俺は…
> > 一体どうしようというのだろう…
> > こんな場所で俺は…何をしているのだろう…
> > あの花畑は遠く、届かない…。
> > そこで、はしゃいで遊ぶ汐の姿まで、届かない…。
> > 今度こそは、一緒に遊ぼうとしていたのに…
> > あの夏の日よりも…
> > 俺たちは、仲良く遊べるはずだったのに…
> > だって、俺たちはもう…親子だったから。
> > ふたりで、生きていたから。
> > なのに…
> > それなのに…
> 死んじゃうのかな(´ー`)

つか…じゃダメだろ
……じゃないと

参考:2004/05/03(月)19時17分56秒