>  2004/05/03 (月) 19:20:40        [mirai]
> 親父の穏やかな顔…。
> すべてをやり終えた顔…。
> それを見ていると、ぽろぽろと涙が零れだした。
> この人の人生は、幸せだったのだろうか…。
> 一番幸せな時に…愛する人を亡くして…
> それでも…残された俺のために頑張り続けて…
> 俺みたいな…親不孝な息子のために…
> どんな孝行もできなかった息子のために頑張り続けて…
> それで…幸せだったのだろうか…。
> 【朋也】「はっ…あ…」
> 子供のようにしゃくり上げて泣いてしまう。
> 【親父】「どうした、朋也…」
> 【親父】「どうして、泣いてる…」
> 今は、強い息子として見送ってあげなくてはならないのに。
> これ以上、心配をかけないように…。
> もう安心して、休んでもらえるように…。
> 何もかもを俺のために犠牲にした日々が終えられるように…。
> 終えられるように…。
> ………。
> …ズボンの裾が引っ張られていた。
> 汐が掴んでいた。
> そう…
> これからは俺が親父の立場なんだ。
> もう…子供じゃないんだ。
> 涙を拭いて、顔をあげた。
> そして、言った。
> 【朋也】「今日まで、ありがとう…父さん」
> 【親父】「ああ…」
> 【親父】「じゃあ、いくよ」
> 【朋也】「ああ。父さん、元気で」
> 【親父】「朋也も、元気で…」
> 父さんが背を向けた。
> 俺を男手ひとつで育て上げた父の背を…
> ずっと俺は見送っていた。
> 汐と手を繋いで。

塩とやらが死ぬところ頼む(´ー`)

参考:2004/05/03(月)19時19分41秒