> 『煮解賭 ( にげと ) 』 > 明朝末期、中國北東部の男達の間で、素麗建(すれたて)なる遊びが流行っていた。 > 先端に旗をくくりつけた棒を地面に立て、合図と共に棒に駆け寄りに旗を奪い合 > うという、己の機敏さを誇示する遊びであった。 > やがてこの遊びに飽きた者達が、毒草を煮込んだ煮汁を飲み、その解毒剤を旗代 > わりにして奪い合うという遊びに発展させた。 > 命を落とす者が続出したが、戦いに勝利したものは英雄として賞賛され、朝廷に > 仕える者を輩出するほどであった。 > この毒草の煮汁の解毒剤を賭けた闘いは「煮解賭」と呼ばれ、時代を左右する勝 > 負の場でも競われてきた。 > 己の肉体を誇示する機会の少なくなった現代社会においては、インターネットで > の「2ゲット」と形を変えて、現代人が機敏さを争っているのである。 (;´Д`)?? 参考:2004/05/07(金)09時16分58秒