> > わかった > > いまからそっち行くよ > は?と彼は一瞬硬直した。 > 死にたいとも特別には思わなかったが、道連れは嫌だった。しかしディスプレイの > 向こう側で、誰かがこっちに来るという。 > ははっ、冗談だろ。ニヤニヤしながら黒板色の右に直立するスクロールバーを操作する。 > 階下で悲鳴が聞こえた。また夫婦げんかかな、と振り返る。 > ドアがかちゃりと開いた。血塗れたバールのようなものが覗き、ぱたぱたと血潮を湛えていた。 > 「やあ、今着たよ(゚ー゚)」 参考:2004/05/22(土)11時49分19秒