宗教は禁忌の対象とされるものが無くては存在意義が薄れる。 社会システムがどの宗教の教義にも含まれるであろうきまりごとを明文化され、それ以外の禁忌が宗教により違いこそあれど残る。 そして禁忌を作りだし、排斥・糾弾の対象をも作りだし宗教団体のデモンストレーションの手段とするのが現代社会の中の宗教である。