後世のネット研究家は、歴史書を書く上で この日をある章の最後に記すことだろう。 その章には、歴史書の中でも ひときわ波乱に満ちた内容が記されているに違いない。 だがそこに、ある住人の活躍があったことなど 研究家は知るよしもない。歴史の裏には常にそうした 名もなき英雄たちが存在しているものだ。 しかし、新たな章に名前を残すのは 貴殿なのかもしれない。 その物語はまたいつか語られるのであろうか。 ……そのことを知る者はいない。 だが、このことだけは確実にいえよう。 このあやしいわーるどという板に 空白という住人がいて、 泣き、怒り、傷つき、そして笑った……。 その日々だけはいつまでも残リ続けていく。 朽ち果てることなく、それぞれの心の中に……。 そしてその想いは、たとえいつか あやしいわーるどが消えさる日が来ようとも いつまでも、みんなの中で、 輝き続けることだろう……。 いつまでも、いつまでも……。 永遠に……。