安定していたNAND型フラッシュメモリー(電気的に一括消去・再書き込み できる半導体メモリー)の大口価格が下落した。主用途のメモリーカードの普 及を支援しようと半導体メーカーが大容量品の値下げに応じたところ、中小容 量品でも値下げ圧力が高まった。需給引き締まりをよそに、値下げの綱引きが 再び強まっている。