> 2004/06/21 (月) 10:51:30 ◆ ▼ ◇ [mirai]> > だーめだーめだーめーだめにんげーん
> 夜勤明けのライン工かも知れないじゃないか
バイト先に選んだのは「深夜のパン工場」。
なんといっても時給が高い。
時給が1,100円。
夜の8時から朝の6時まで、10時間の労働で、「11,000円」のバイト代は
かなり魅力的。
「よし、がんばる!!」
しかし、当然仕事は厳しかった。(工場内は暑く、汗が噴出してくる)
1日終ると体重が3キロ減っていた。
帰る途中に吉野家で牛丼を食べ、時計を見ると8時30分。
「もう少しでパチンコ屋が開くな・・・」
パチスロで1,000円を使うのに3分あれば十分。
バイトで1,000円を稼ぐためには、あの蒸し暑い工場で1時間の重労働・・・。
ちょっと考えればすぐに分かるのだが、この頃の自分はお金の感覚が完全に麻痺し
ていた。
「最初から負けることを想像して勝負する奴はいない」と、誰かが言ったように、
パチンコ屋に入る前の自分は気持ちが昂揚し、「10万円くらい大勝ちしたら何を
買おう?」などと考える。
「この財布の中の1万円がなくなったら、生活費が全くなくなる。明日から食事は
どうするの?」とは考えない。
「楽天家」と「無計画」とは同じ意味。
結局、このパン工場のバイトは5日間でギブアップしました。
あのパン工場の匂いは2度と嗅ぎたくありません。
(しばらくの間、パンは見るのも嫌でした)
参考:2004/06/21(月)10時48分16秒