国産牛枝肉の卸価格は底堅い展開が続きそうだ。高値警戒感の強い和牛や 交雑牛は、少ないと畜頭数を背景に需給緩和感が薄い。乳牛は出荷頭数が増 えているものの、輸入品に替わる安定した需要がある。梅雨入り後は食肉全 般に不需要期を迎えるが、値崩れは起きそうにない。