「強制連行」出題、センターを提訴 都内の私立大生ら 今年1月の大学入試センター試験の世界史と日本史の出題に 不適切な設問があり、不利益を受けたとして、都内の私立大生(18)ら7人が7日、 同センターに計210万円の賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。 訴えたのは、東京、京都、愛知の私立大の学生7人。訴状などによると、 世界史の設問で第2次大戦当時の言葉としてなかった朝鮮人の「強制連行」が、 確定的史実として出題され動揺、冷静に解答できず別科目で解答し不利益を受けたと 主張し、日本史も大半の教科書で扱いがない出題に当惑、精神的ショックを受けた などとしている。 世界史の設問では受験生の1人が2月、朝鮮人の徴用に関して 「強制連行」を正解としたのは歴史的事実に反し思想良心の自由を踏みにじられたとして、 採点から除外する仮処分を申し立てたが、東京地裁に却下されている。 http://www.sankei.co.jp/news/040708/sha019.htm