「えー、蜜香先生役の井上喜久子17才です」 「おいおい」 「ありがとうございます。えっとですね、原作の本を読ませていただいた 時に、イベントでも言ったんですけど、ほんっと感動して。こーんなかわ いい少女たちがたっくさん出て、笑いあり――」 「あっどうしよ。お姉ちゃんの故郷の星の話だから感動したとか」 「よくぞ描いてくれたって、私の星を。違う違う。おいおい。そうじゃなくて」 「本家だー!」