2000/11/20 (月) 00:06:48        [mirai]
何もかもが色褪せて見える
からっぽな時に
力の無い
そんな叫びを今繰り返して

時が流れてゆく
その大きな力の中
ボクは何も出来ず
ただうつむいている

君は今でもボクを
見つめていてくれるかな?
答えのない問いかけに
押しつぶされてゆく

流れる風をいつでも感じながら
思い出したように夢をみる
遠くに見えた幻影のかけらが
晴れてゆく

ボクはまだ一つだけの
光を心に抱くよ
いま何ができるのだろう?
募る思いをあの空の
果てにぶつけてみる

例えばこのまま倒れてしまうとしても
心に何かを刻めたなら
問いかけていた答えが少しだけでも
わかるだろ
それでかまわないから

求めつづけていた光
そんな光のきれはしを
瞑る瞳の裏側に
描きつづけて

そうさびれかかたこのボクの
夢にもたれ続けている
淡い色をした幻
それだけを
見つめつづけて