2001/06/02 (土) 16:51:30        [mirai]
「日本に闘神(ファイティングゴッド)がいると聞いた その鉄拳は木材を断ち切り虎をも屠り去ると
 君ならあるいは!!?
 夢をかなえてくれるのでは!!?
 こうすれば良かったとか――――
 あれを使用ったら勝てたとか――
 一点の疑問の入る余地もなく――――――
 曇りもなく
 真の敗北を与えてくれるのでは!!?

 久しぶりに出てきた「敗北を知りたい」と言う謎の言葉です。
 自分の砕けた左指を見て恍惚としているようなドリアンの表情から、この言葉が
嘘とは思えません(それとも私がペテンにかけられているのかなぁ?)。
 ドリアンの望む敗北とは自分の全能力を全て出しきって、なお及ばず負ける事を
指しているようです。
 花山に負けたスペックもそうでした。自信のあった素手の攻撃が通用せず、武器
を使っても敵わず、最後にもう一度すがった己の肉体も理不尽な握力の前に敗れ去
る。
 運が無かったとか、もっと卑怯な手を使えばとかそう言う問題ではなく、完璧に
圧倒的に敗北しています。
 これは「敗北」と言うよりは、「己の全力を出しきった」と言えるのではないでしょうか。
 今まで、相手が弱すぎて全力を出すことができなかった。だから、自分が敗北す
るぐらい全力で闘いたいと言う思いがあったと言う気がします。
 一歩間違えると敗北して「なんか…… 気持ちいいや」と言ったアンドレアス・
リーガンと同レベルになってしまうところが情けない推論なのですが(^^;
 この推論で行くと死刑囚が勇次郎と闘わない理由にもなります。彼らはただ敗北
したいのではなく、最後の一滴までの力を振り絞って倒れたいのです。勇次郎が相手だと、全力を出す前に潰される可能性があります。全力を出しきるには、自分の
力量とほぼ互角の相手と戦うのが1番望ましいはずです。
 つまり、勇次郎は他の相手では自分に敗北を味あわせる事ができなかった時の最
後の切り札です。
 少しづつ戦う相手のレベルを上げていきながら、自分と互角の力量を持つ者を探しているのなら、いきなり勇次郎と闘ったりはしないでしょう。

 ただ、そうなると、勇次郎の方が死刑囚にからんでこない理由と言うのがわから
ないんですよね。
 こっちの方は色を知ってしまった息子さんの行動によって明らかになるのでしょ
うか?