2004/08/02 (月) 23:24:01        [mirai]
200×年、北朝鮮に拉致された日本の若者が再び祖国の土を踏んだ。
自由の空気を味わいたいと、彼は実家に帰ってきてすぐにテレビをつけた。
将軍様賛美ばかりの映像を見てきた彼にとって、
日本のテレビは最初こそ新鮮だった。
しかし、翌日には両親に向かって北朝鮮がマシだ、帰りたいと
愚痴をこぼしはじめた。
両親はその理由がさっぱりわからないので彼に聞くと
、うんざりした表情で言った。

「どのチャンネルをひねっても、僕しか写っていません。
僕は日本政府から監視されているんでしょうか?」