>  2017/08/04 (金) 21:53:54        [misao]
> > 私の名はメガネ。かつては友引高校に通う平凡な一高校生であり、退屈な日常
> > と戦い続ける下駄履きの生活者であった。だが、あの夜、ハリアーのコックピ
> > ットから目撃したあの衝撃の光景が私の運命を大きく変えてしまった。ハリア
> > ーであたるの家に強行着陸したその翌日から、世界はまるで開き直ったかのご
> > とくその装いを変えてしまったのだ。いつもと同じ町、いつもと同じ角店、い
> > つもと同じ公園。だが、なにかが違う。路上からは行き来する車の影が消え、
> > 建売住宅の庭先にピアノの音もとだえ、牛丼屋のカウンターであわただしく食
> > 事をする人の姿もない。この町に、いやこの世界に我々だけを残し、あの懐か
> > しい人々は突然姿を消してしまったのだ。数日を経ずして荒廃という名のとき
> > が駆け抜けていった。かくも静かな、かくもあっけない終末をいったい誰が予
> > 想しえたであろう。人類が過去数千年にわたり営々として築いた文明ととも
> > に、西暦は終わった。しかし、残された我々にとって終末は新たなるはじまり
> > にすぎない。世界が終わりを告げたその日から、我々の生き延びるための戦い
> > の日々が始まったのである。奇妙なことに、あたるの家近くのコンビニエンス
> > ストアは、押し寄せる荒廃をものともせず、その勇姿をとどめ、食料品、日用
> > 雑貨等の豊富なストックを誇っていた。そして更に奇妙なことに、あたるの家
> > には電気もガスも水道も依然として供給され続け、驚くべきことに新聞すら配
> > 達されてくるのである。当然我々は、人類の存続という大義名分のもとにあた
> > るの家をその生活の拠点と定めた。しかし何故かサクラ先生は早々と牛丼屋
> > 「はらたま」をオープンして、自活を宣言。続いて竜之介親子、学校跡に浜茶
> > 屋をオープン。そして面堂は、日がな一日戦車を乗り回し、おそらく欲求不満
> > の解消であろう、ときおり発砲を繰り返している。何が不満なのか知らんが、
> > 実に可愛くない。あの運命の夜からどれ程の歳月が流れたのか。しかし今、
> > 我々の築きつつあるこの世界に時計もカレンダーも無用だ。我々は、衣食住を
> > 保証されたサバイバルを生き抜き、かつて今までいかなる先達たちも実現し得
> > なかった地上の楽園を、あの永遠のシャングリラを実現するだろう。ああ、選
> > ばれし者の恍惚と不安、共に我にあり。人類の未来がひとえに我々の双肩にか
> > かってあることを認識するとき、めまいにも似た感動を禁じ得ない。
> > メガネ著 友引前史第1巻 終末を越えて 序説第3章より抜粋
> 荒らされた(;´Д`)

全部部分引用うぜええ(;´Д`)

参考:2017/08/04(金)21時53分05秒