歌舞伎の世界で「十八番」は市川家の得意演目を指す言葉。 そこから転じて、「得意技」「代表作」を意味するようになりました。 1947年の1リーグ時代、なんとなく有力な投手に対し、背番号18をつけるようになりました。 20勝以上を記録した投手は以下の通りです。 •白木義一郎(東急)26勝 •野口二郎(阪急)24勝 •真田重男(太陽)23勝 •梶岡忠義(阪神)22勝 この年の活躍により、18番が「強い投手の象徴」として認識され始めました。 藤田元司が1957年に新人王を獲得後、背番号を21から18に変更。 その後、堀内恒夫、桑田真澄、杉内俊哉、菅野智之など、巨人のエースが代々18番を継承しました。 巨人軍では「エース=18番」という文化が強く根付きました。 へえ