2026/04/01 (水) 11:59:10        [misao]
「男らしさ」は罪ですか?|海燕(エンタメ系ライター/ITmedia「ねとらぼ」連載中)
https://note.com/kaien/n/n5d031bbe2e7b

 男性向けの異世界奴隷ハーレムものは、女性向けの悪役令嬢ものや聖女ものがそうであるように単なる願望充足のフィクションであるに過ぎないが、
『違国日記』にはあきらかに作中の男性像を「ありうるべき望ましい姿」として描いている印象が強いからである。

 ようは『違国日記』の男性たちはただ女性たちにとって都合が良いだけのフィクションではなく、
「こういうふうに生きた方が良い」という道徳的なロールモデルとして提案されていると思えるのである。

 いわゆる異世界もののハーレム描写は、たしかに極端な女性像を描く。そこで描かれているヒロインたちはあまりにも男に都合が良い文字通りの「奴隷」である。
こういった描写に問題があると考える人は少なくないだろう。

 そして『違国日記』のような作品に登場する男性たちもまた、どうしようもなく女性に都合が良い。
これも、見方によっては問題がある。ここまでは、多くの人に同意してもらえると思う。