北海道は苫小牧にフェリーで上陸して 長万部の海岸を散歩したら砂浜に山のようにじゃがいもが積まれて捨てられていた その後小樽まで移動し激安の民宿に泊まった 宿の主は地元の名物寿司屋を紹介してくれた 刺身が一律なんでも数百円で山盛り だが8時には品切れで閉めるので早くいけと催促した 部屋は相部屋で湯たんぽを貰って寝る 相部屋の人たちは貧乏日本一周とか本州から逃げてきたとかそんな人達ばかり 店のスタッフが一人いるのだがそれも家出してきた人だそうだ 翌朝は宿の裏が小高い丘になってて朝日が綺麗だというので3月真冬だというのに膝上までの雪を かき分けて宿のみんなと登った 主が言った通り雲の合間から射す光が妙に神々しかった 続く